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遠野郷土人形民芸村(佐々孝工房)

遠野郷土人形民芸村は、江戸時代から作られ始めた「附馬牛人形」をはじめ、遠野地方の郷土人形を収集・保存・展示するために古い曲屋を工房として移築し、平成6年に開村しました。附馬牛人形は、附馬牛村で三代にわたり小笠原家が作り続けてきた土人形で、その起源は花巻人形や堤人形、京都の伏見人形にまでさかのぼると言われています。和紙と遠野の土を練り合わせて作り、伝統的な技法で丁寧に仕上げられた素朴で温かみのあるこの人形は、遠野の歴史と手仕事の文化を今に伝える貴重な工芸品です。
附馬牛人形は、通称「ツギモシズンゾー」と呼ばれ、江戸末期の嘉永年間に始まり、明治の初めごろまで作られていました。一度は作り手が途絶えましたが、昭和60年に約120年ぶりに復活し、現在では遠野郷土人形民芸村で制作が続けられています。遠野の土と和紙を用いた手作業による制作は、全ての人形に異なる表情を与え、年月が経つごとに自然な光沢が生まれます。縁起物として人気の招き猫や金太郎、遠野物語シリーズの座敷わらし、オシラサマ、河童など、多様な種類が揃っています。展示だけでなく、附馬牛人形を購入することもできるため、贈り物としても喜ばれています。

  • 料金:一般260円・団体(30名以上)210円/高校生210円・団体(30名以上)160円/小中学生160円・団体(30名以上)110円
    ○障がい者の方は無料(本人のみ)
名称
遠野郷土人形民芸村(佐々孝工房)
所在地
〒028-0501 岩手県遠野市青笹町糠前42地割8-6
定休日
火曜日(他臨時休館有)
営業時間

9時~16時30分

交通アクセス

車でお越しの方▶釜石自動車道遠野ICから約12.1km/約17分
鉄道でお越しの方▶JR遠野駅から約7.9km
最寄りのバス停:青笹線「大草里」方面行「糠の前」、青笹線「清養園」方面行「糠の前」

駐車場
無料駐車場あり
お問合せ先
遠野郷土人形民芸村 TEL:0198-62-1335
ホームページ
なし