遠野城下町資料館（要予約）

遠野城下町資料館は、江戸時代の城下町として栄えた遠野の姿を紹介する施設です。遠野は、仙台藩と接する盛岡藩の要衝の地で、1万2千石の規模を持つ遠野南部氏の城下町として発展してきました。資料館には、戦国時代から続く遠野南部家の装束や武具、城下町遠野の歴史と文化を伝える資料が展示されており、一見の価値があります。また、『とおの物語の館』との共通入場券で見学が可能ですが、2日前までの事前予約が必要です。
戦国時代から続く南部家の装束や武具、当時の生活の道具などの展示は、歴史の中で生きた人々の暮らしを身近に感じられます。また、敵の侵入を防ぐための鉤型の街路や枡形の設置など、城下町特有の防衛の工夫についても学べます。『とおの物語の館』との共通入場券が利用できるため、遠野の歴史や伝承をより深く理解するための観光コースとしてもおすすめです。事前予約により、ゆったりとした環境で貴重な展示をじっくり鑑賞できるため、歴史好きの方におすすめの施設です。