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南部曲り家千葉家(改修中)

重要文化財

南部曲り家千葉家は遠野市内にある曲り家(馬屋と母屋が一緒になったL字型の建物)の中でも最大級の曲り家です。

千葉家は今から200年ほど前に建てられた上層農家の住宅です。造りが南部藩特有のもので、住居部分は403㎡(122坪)、畜舎部分が135㎡(41坪)ほどの広さがあります。

かつては作男15人、馬20頭ほどおり、下を見渡して目の届く田畑は、全てこの屋敷の主千葉氏の所有だったといわれています。家の裏庭は、いちいの木などの樹木と巨大な自然石を巧みに構成した名園で、稲荷社もあります。

見晴らしの良い小高い丘の中腹に石垣を築き、前面に柵をめぐらした屋敷構えの家で、曲り家の最盛期に建てられ、保存状態も良く、上層農民の最高級の曲り家として典型的なものといわれています。平成19年12月に国の重要文化財に指定されました。
※南部曲り家千葉家は平成28年4月から続く大改修工事中で、現在ご見学はできません。外観部分であれば下の駐車場から見学することができます。

名称
南部曲り家千葉家(改修中)
所在地
〒028-0533 岩手県遠野市綾織町上綾織1地割14
交通アクセス
  • 車でお越しの方▶釜石自動車道遠野ICから約7.2km/約9分
  • 鉄道でお越しの方▶JR遠野駅から約9.2km
    最寄りバス停:綾織・達曽部「達曽部」方面「千葉屋敷」下車/徒歩すぐ
駐車場
20台
お問合せ先
遠野市文化課 TEL:0198-62-2340
ホームページ
なし