めがね橋(宮守川橋梁)
遠野遺産第99号(めがね橋周辺の景観)
宮守町にある「宮守川橋梁(通称:めがね橋)」は、昭和18年に完成した5連のアーチが美しく連なる鉄橋で、現在はJR釜石線が通っています。この橋自体は賢治の没後に造られたものですが、かつてこの地を走っていた「岩手軽便鉄道」は、岩手が生んだ名童話作家・宮沢賢治が親しんでいた路線でもあり、その風景や体験が『銀河鉄道の夜』の着想の一つになったとも言われています。
橋の手前には、大正時代に作られた岩手軽便鉄道のレンガ造りの橋脚が残されており、当時の面影を今に伝えています。周囲の風景とともに、賢治の世界観を重ねながら訪れる人も多く、歴史と物語が交差するスポットとして親しまれています。
また、めがね橋は写真映えするスポットとしても人気で、夕暮れ時には幻想的にライトアップされます。昼とは異なるロマンティックな雰囲気が広がることから「恋人の聖地」にも認定され、周辺には記念モニュメントも設置されています。特別な人と特別なひとときを過ごすのにぴったりの場所です。
※2024年8月の大雨被害により、ライトの色味を一部調整中です。
道の駅みやもりで休憩やお食事、お買い物も楽しめます。
- 名称
- めがね橋(宮守川橋梁)
- 所在地
- 〒028-0304 岩手県遠野市宮守町下宮守30-37-1
- 交通アクセス
- 車でお越しの方▶釜石自動車道遠野ICから約12.1km/約17分
- 鉄道でお越しの方▶JR宮守駅から約0.6km/徒歩で約8分
- 駐車場
- 道の駅みやもり:普通車 16台/大型車 10台
- お問合せ先
- 一般社団法人遠野市観光協会 TEL:0198-62-1333
- ホームページ
- https://www.city.tono.iwate.jp/index.cfm/45,26756,255,html