• 歳時記・パンフレット
  • ENGLISH
feature
  • 観る、知る、体験する 遠野の郷土芸能

観る、知る、体験する 遠野の郷土芸能

遠野市は、郷土芸能の宝庫でもあります。
遠野の人々は、厳しい自然に寄り添いながら、時に喜び、時に耐え忍び、その思いや祈りを芸能という形に込めてきました。

今でも60を超える団体が市内で活動しており、地域の文化継承だけでなく、人と人の絆を強める役割を果たしています。
世代を超えて受け継がれる、しし踊りや神楽、南部ばやしなどの多種多様な郷土芸能の鑑賞や体験を通して、遠野人の真髄に触れてみませんか。

遠野を代表する主な郷土芸能

神楽

神楽は、神座を設けて神を招き、神の化身となって祈祷や託宣を行う芸能です。厄払いや清めの祈祷をしたり、五穀豊穣の祈りを捧げたりします。
遠野の郷土芸能の中で最も多くの伝承記録が残り、多様性があるのが遠野の神楽の魅力です。

しし踊り

しし踊りは、およそ400年以上前に遠野に伝えられたといわれており、ししは鹿や獅子など4つ足の霊獣を表します。カンナガラと呼ばれるたてがみを着けたしし頭をかぶった踊り手「しし」と、刀などの道具を手に持つ踊り手が集団となって踊るのが特徴です。東北に広がる鹿踊は鹿の供養として始まったと言われますが、遠野では、人とししが対になって踊るため、「人と自然の対立と調和」を表現していると言われています。

 

体験する

【1/25-26】郷土芸能しし踊り体験&神楽共演会 観賞ツアー◎参加特典プレゼントあり

 

遠野を代表する郷土芸能、しし通りの体験と神楽の鑑賞を楽しむことができるツアーです。ガイドがつくので、遠野の歴史や芸能が盛んにおこなわれてきた背景についても知ることができます。
地元のしし踊り団体の活動拠点に特別にお邪魔し、しし踊りの装束を身に着けたり、太鼓や笛などを演奏して地域の方と交流をする特別な体験ができます。
宿泊は駅からも近いあえりあ遠野。歩いて行ける飲食店で、夜はクラフトビールやどぶろくなどもお好みで楽しむことができる自由夕食プランとなっています。
開催日:2025年1月25日(土)~26日(日)

【1/25-26】郷土芸能しし踊り体験&神楽共演会 観賞ツアー◎参加特典プレゼントあり

【毎週土曜日】農泊と郷土芸能「神楽」の練習見学

 

グリーンツーリズムの先進地、遠野で、農家民泊しながら地域の神楽練習を見学し、遠野の暮らしを感じることができる体験です。
開催日:毎週土曜日 ※事前にご予約が必要です

【毎週土曜日】農泊と郷土芸能「神楽」の練習見学

【最少2名催行・土曜の夜】ししになる!ししと奏でる!郷土芸能体験ツアー

 

遠野を代表する郷土芸能、しし通りの体験と神楽の鑑賞を楽しむことができるツアーです。ガイドがつくので、遠野の歴史や芸能が盛んにおこなわれてきた背景についても知ることができます。
地元のしし踊り団体の活動拠点に特別にお邪魔し、しし踊りの装束を身に着けたり、太鼓や笛などを演奏して地域の方と交流をする特別な体験ができます。
宿泊は駅からも近いあえりあ遠野。歩いて行ける飲食店で、夜はクラフトビールやどぶろくなどもお好みで楽しむことができる自由夕食プランとなっています。
開催日:1月~2月の土曜日

【最少2名催行・土曜の夜】ししになる!ししと奏でる!郷土芸能体験ツアー

観る

南部曲り家で過ごす特別体験・遠野どべっこ祭り

 

どぶろく特区第1号の遠野。南部曲り家の中で生のどぶろくと、ハレの田舎料理を味わいながら、昔話を聞き、郷土芸能・神楽を鑑賞します。江戸時代に建てられた大きな曲り家の中で行われるので、目の前で鑑賞することができ、とても迫力があり、会場の特別な一体感があります。
開催日:12/21(土) 2025年 1/18(土)、1/25(土)、2/15(土)、2/22(土)、2/23(日)

1/26(日)第30回 遠野郷神楽共演会

毎年1月に行われる神楽共演会は、市内約13団体ある神楽団体が一堂に集まり、互いに演目を披露する会。キメの場面では拍手や声援が飛び交うなど、とてもアットホームな雰囲気で行われます。
開催日:2025年1月26日(日)

 

知る

民俗専門博物館・遠野市立博物館

 

日本屈指の民俗専門博物館。里の暮らしのコーナーでは、神楽の面や、しし頭が飾られています。
また四季折々の映像でも神楽の舞や踊り、遠野の暮らしと郷土芸能のつながりを感じられます。