自転車でカッパを探しに出かけよう!
コース概要:遠野駅前カッパの像▶旅の蔵遠野▶とおの物語の館▶太郎淵▶常堅寺▶カッパ淵▶旅の蔵遠野
その後は、『遠野物語』の世界を感じる為に「とおの物語の館」へ。時間が合えば語り部による昔話も聴けますよ。「カッパ」の昔話を聴いて予習しよう。予習が出来たらついにカッパ淵へ!「太郎淵」は女好きのカッパが住んでいて、「カッパ淵」はいたずら好きなカッパが住んでいます。カッパ淵で「カッパおじさん」に会えるかも?!出会えたらカッパのあれこれを聞いちゃおう!
さぁ、新鮮なきゅうり片手にカッパを探しに出かけよう!
カッパを捕獲する時は「カッパ捕獲許可証」を忘れずに!(自転車は伝承園に停めてください)
出発!
遠野駅前カッパの像
遠野は「カッパ伝説」で知られる土地でもあります。この伝説は「遠野物語」にも登場し、駅周辺にはカッパをモチーフにしたオブジェが点在しています。いくつ見つけられますか?
旅の蔵 遠野(遠野市観光協会)
館内には観光案内所の他、カッパ捕獲許可証や市内の銘菓、地酒等を取り扱っているお土産コーナー、レンタサイクルの貸出し、列車や車移動での疲れを癒せる休憩スペースがあります。遠野にお越しの際は、まずは旅の蔵遠野へお立ち寄りください。スタッフが皆さまの旅のお手伝いをさせていただきます。
とおの物語の館
「とおの物語の館」は、遠野の昔話や文化に触れられる複合施設です。かつての酒蔵を改装した「昔話蔵」では、遠野に伝わる民話や日本の昔話を音と映像を使って体感的に楽しむことができます。また、『遠野物語』の著者、柳田國男ゆかりの「柳田國男展示館」や、語り部による昔話を聞ける「遠野座」、お土産やツアー情報、農家民泊の申し込みができる「遠野旅の産地直売所」も併設。さらに、お蕎麦が楽しめる「伊藤家」や地元ビールの「Brew Note 遠野」など、幅広い楽しみ方ができる施設です。
太郎淵
『遠野物語』に「川には河童多く住めり。猿ヶ石川ことに多し」と記されるように、猿ヶ石川流域には数多くの河童伝説が息づいています。かつて光興寺の淵に住んでいた太郎という河童は、集落の女性たちをのぞいては悪さをしていたと伝えられています。また、この地域には女河童が住んでいたとされる「女ヶ淵」もあり、二匹の河童が暮らしていたと言われています。
常堅寺
常堅寺は延徳2(1490)年に開山した曹洞宗の由緒ある古寺。このお寺の裏手にカッパ淵が流れています。その境内には、頭部に円形状のくぼみがあり、そこに水が溜まるとカッパの皿のように見えることから「カッパ狛犬」と呼ばれる狛犬があります。その昔、寺が火事になったとき、カッパが火消しを手伝ってくれたことから祀られるようになったと言い伝えられています。
カッパ淵
延徳2(1490)年に開山した曹洞宗の由緒ある常堅寺の裏手に「カッパ淵」と呼ばれる小川が流れています。
『遠野物語』58話には「小烏瀬川(こがらせがわ)の姥子淵(おばこぶち)の辺に、新屋(しんや)の家という家あり。ある日淵へ馬を冷やしに行き、馬曳(うまひき)の子は外へ遊びに行きし間に、河童出てその馬を引き込まんとし、却(かえ)りて馬に引きずられて厩(うまや)の前に来たり…」と記されており、遠野の小川の淵にはカッパが多く住み、人々を驚かし、いたずらをしたという話がたくさん残っています。
旅の蔵 遠野(遠野市観光協会)
旅の思い出を持ち帰れるお土産がたくさん揃っています。気に入った一品を見つけて、大切な人へのプレゼントや、自分自身への思い出として持ち帰ってみてはいかがでしょうか?素敵な旅の締めくくりにぴったりです。