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  • 遠野駅周辺で「遠野物語拾遺」さんぽ

遠野駅周辺で「遠野物語拾遺」さんぽ

約1.5時間
徒歩

旅の蔵遠野▶八坂神社▶新橋▶柳玄寺橋▶多賀神社▶とおの物語の館▶池端の石臼▶八坂神社▶新橋▶柳玄寺橋▶多賀神社▶とおの物語の館(有料)▶池端の石臼

『遠野物語』や「遠野物語拾遺」の舞台となっているところは遠野市郊外に多いですが、実は、遠野駅周辺に「遠野物語拾遺」の舞台となったところが幾つもあります。本を片手に、不思議なお話が残る場所をのんびり巡ってみませんか。

出発!

アイキャッチ

旅の蔵 遠野

旅の蔵遠野には観光案内所の他、カッパ捕獲許可証や市内の銘菓、地酒等を取り扱っているお土産コーナー、レンタサイクルの貸出し、列車や車移動での疲れを癒せる休憩スペースがあります。
遠野にお越しの際は、まずは旅の蔵遠野へお立ち寄りください。スタッフが皆さまの旅のお手伝いをさせていただきます。

徒歩:約5

八坂神社

目安:10分

『遠野物語拾遺』第63話に登場する火消し仏像にまつわる場所。江戸時代末期の頃、華厳院の火事を消した2人の子どもは、実は本堂の2つの仏像だったというお話です。

徒歩:約3

新橋

目安:10分

『遠野物語拾遺』第229話の抜首の女にまつわる場所です。昔、抜首と評判の女がおり、夜にこの橋の上にくると若い女の首が落ちていた。ころころと転がり、娘のうちまで来ると屋根の破れ窓から中に入ってしまったという。

徒歩:約2

柳玄寺橋

目安:10分

『遠野物語拾遺』第137話の幽霊銭にまつわる話はこのあたりのことです。とある者が寺ばかりある町の墓地の中を通っていると、先日亡くなったばかりの女に出会い、銭の大量に入った小袋をもらいます。いくら使ってもなくならず、裕福になったという話です。

徒歩:約8

多賀神社

目安:15分

『遠野物語拾遺』第193話に登場する多賀神社には、よく市日から帰る人を騙して魚を取っていた古狐が住んでいました。前を通るときは注意して歩きましょう。
遠野遺産第76号「多賀神社と御神木」の場所です。

徒歩:約8

とおの物語の館

目安:約1時間

『遠野物語拾遺』第93話 一日市の作平という家が栄えだした頃、急に土蔵の中で大釜が鳴り出し、それが段々強くなって小1時間も鳴っていたというお話があります。これを釜鳴神といって祀ることにし、現在そのレプリカがとおの物語の館の中に展示されています。

徒歩:約4

池端の石臼

目安:15分

こちらは『遠野物語』第27話に登場するお話にまつわる場所です。池の端という家の先代の主人が宮古に行って帰るとき、女と出会い頼みごとをされます。紆余曲折ありお礼に主人は小さな石臼を貰います。その石臼は、米をひと粒入れて回すと黄金が出てくるという不思議な石臼でした。石臼のおかげで家は栄えますが、欲深き妻がたくさんの米を入れて回すと石臼は水溜まりに沈んでしまい、やがて小さな池になったという話です。小さな石臼神社が奥まったところにあります。

コースマップ