卯子酉神社
遠野遺産第145号
愛宕山の下、縁結びの神様として知られている卯子酉(うねどり)神社です。
かつて境内には淵があり、片葉の芦が生えていたと言われ、芦へ紙に書いた恋の願いを結びつけておくと不思議の男女の縁が結ばれるとの伝説が、『遠野物語拾遺』第35話に残されています。
今も、社前にある赤い布に利き手ではない方で願い事を書き、利き手ではない方の片手だけで結ぶと願い事が叶うと伝えられており、お礼参りに来られる方も多数いらっしゃいます。
神社前には願い事が書かれた赤い布が多数祀られているため、迫力も感じますが、荘厳な雰囲気も感じられます。
『遠野物語拾遺』第35話には、遠野の町の愛宕山の下に、卯子酉様の祠がある。その傍の小池には片葉の蘆を生ずる。昔はここが大きな湖であって、その淵の主に願をかけると、不思議に男女の縁が結ばれた。また信心の者には、時々淵の主が姿を見せたともいっている。 …とあります。
- 名称
- 卯子酉神社
- 所在地
- 〒028-0526 岩手県遠野市下組町11
- 交通アクセス
- 車でお越しの方▶釜石自動車道遠野ICから約1.1km/約2分
- 鉄道でお越しの方▶JR遠野駅から約5.6km
最寄りバス停:全路線「バスセンター」方面「バスセンター」下車/徒歩約3分
- 駐車場
- 無料駐車場あり(さわやかトイレ駐車場を利用)
- お問合せ先
- 一般社団法人遠野市観光協会 TEL:0198-62-1333
- ホームページ
- なし